マットレスと敷布団で身体への影響に違いはある?

あなたは普段、眠るときにどんな寝具を使っていますか?よく使われる寝具として、敷布団と、ベッドのマットレスがあります。敷布団とマットレスは、それぞれにメリット・デメリットがいくつかあるものの、身体への影響に主眼をおいた場合、どちらの方が健康によいのでしょうか。

 

人間が眠る時に、背骨への負担がもっとも少ないのは、仰向けに寝たままでも直立した時の姿勢を保っている状態

 

人間が眠る時に、背骨への負担がもっとも少ないのは、仰向けに寝たままでも直立した時の姿勢を保っている状態とされています。試しに立った姿勢のまま、首からお尻までの骨を触ってみてください。

 

首から肩甲骨にかけてはゆるやかなカーブを描いて出っ張り、背中の真ん中から腰にかけては緩く引っこんでいます。寝ている時にも、この骨の形状を保っていられることが理想とされています。

 

また、硬い床の上で横になっていると、徐々に肩やお尻が痛くなってきます。これは床に接している肩をお尻などに圧力が掛かり続けて、血流が滞っているためです。理想的な睡眠時間は8時間前後とされていますから、眠っている間に身体の一部の血流が悪くなることは避けなければいけません。体圧を分散させようとした結果、背中の全面で床面と接したり、寝返りを打ったりすることがあるのです。

 

敷布団だと厚みがなく体圧分散ができない

では敷布団を使用すると、どうなるのでしょうか。

 

多くの敷布団には、あまり厚みがありません。厚みがないということは、床面の硬さがそのまま伝わります。そのため、敷布団に仰向けになって理想的な姿勢をとろうとすると、肩から背中の一部とお尻に圧力がかかることになってしまい、肩こり等が引き起こされます。

 

逆に体圧の分散を計ろうと背中を敷布団と密着させた場合には、背骨のゆるやかなカーブを壊してしまい、腰痛の原因となってしまいます。つまり、敷布団では健康的な身体をつくることは難しいのです。

 

マットレスの厚みは身体の凹凸に対応している

一方、マットレスは適度な厚みがあるので、床面の硬さを感じることはありません。理想的な姿勢をとった場合にも、接している身体の凹凸に応じて芯材が浮き沈みをするので、背骨のゆるやかなカーブは保ったまま、マットレス表面が身体に密着して圧力を分散させてくれます。

 

健康効果を見込むのであれば、マットレスの中でもコイルスプリングを使用しているものか、ウレタン素材などのものであれば高反発マットレスのような、ある程度の硬さがあるものが理想的です。

 

 

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