マットレスで横と仰向けの寝姿勢はどちらがいい?

多くの方が、眠る際には無意識のうちに横向きか、仰向けの姿勢を取っています。その姿勢ばかりになる理由は、子どもの時から慣れているから、なんとなく身体が楽だからなど、様々にあるでしょう。

 

しかし実際に眠る時、とくに身体の形にフィットして、体圧分散を意図して作られているマットレスを利用している場合の姿勢は、横向きと仰向け、どちらの方が身体によいのでしょうか。

 

横向きの寝姿勢 仰向けの寝姿勢

良い点
・口が自然に閉じイビキや口の乾燥が減る
・妊婦はお腹が支えやすく楽
悪い点
・身体の側面に圧力がかかり血流が悪くなる
・腕がしびれやすいので寝返りを打つ回数が増える

良い点
・身体にかかる圧力を広範囲で分散できる
・直立ちに近い姿勢で理想的な姿勢になる
・血流が滞ることなくストレスが減る
悪い点
・腰痛もちの方には辛い場合がある

 

横向きの寝姿勢について

横向きに寝るメリットとしては、口の開閉が考えられます。横向きだと口が自然に閉じられるのでイビキや口の乾燥がなくなり、気道も狭くならないので睡眠時無呼吸症候群を防ぎやすくなります。

 

また、妊娠している方にも、お腹が支えやすいために楽な姿勢になります。ただし、全身の血流といった面から見ると、あまり良くはありません。マットレスに触れる部分は身体の側面、それも肩から腕、腰から脚にかけてとなります。

 

これらの各部位に圧力が加わると、それだけ血流が悪くなるのです。横向きのまま眠っていると腕がしびれてしまうのはこのためです。自然、睡眠中に寝返りを打つ回数が多くなり、睡眠の質が落ちやすくなります。

 

 

仰向けの寝姿勢について

一方、仰向けの寝方はどうでしょうか。マットレスの上で、仰向けの姿勢で寝たイメージをしてみてください。仰向けに眠ると、マットレスが身体の凹凸に合わせてフィットするので、頭のてっぺんから足裏まで、身体に一本の線が通っていることになります。

 

これは人間の骨格上で理想とされる、直立している時に最も近い姿勢です。

 

また、マットレスに触れているのは背中から足までの広い面積なので、身体にかかる圧力を広範囲で分散できます。そのため、血流が滞ることなく全身をめぐることが可能になり、身体にかかるストレスを最小限にできるのです。加えて、横向きやうつ伏せのように、肺やお腹が圧迫されることがないので、腹式呼吸がしやすくなります。

 

このように見ていくと、仰向けの姿勢で眠る方が、マットレスの体圧分散の効果を最大限に引き出せることになります。ただし、腰痛持ちの方にとっては仰向けではなく、横向きの方が適しているなど、例外もあります。どちらの寝方であっても、身体にあったマットレスを選ぶことが重要です。

 

 

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