ポケットコイルマットレスの特徴

コイル系マットレスの中には、多くのコイルスプリングが配置されています。このコイルスプリングを一つずつ袋に圧縮して収めて、それぞれが独立した形状にしているのがポケットコイルマットレスの特徴です。

 

同じコイル系でもボンネルコイルは身体をマットレス全体で支えますが、ポケットコイルは体重の掛かる箇所のコイルスプリングだけで支えます。ポケットコイルの配列方法によって、平行配列・交互配列の二つに大きく分けられます。平行配列は1つのポケットコイルに対して4つのポケットコイルが接するように配置され、交互配列では1つに対して6つのポケットコイルが触れ合います。平行配列はソフトな寝心地があり、交互配列は耐久性が高い特色があります。

 

ポケットコイルマットレスのメリットは、睡眠中の身体への負担が軽減しやすくなることです。コイルスプリングが独立して動くため、体重の掛かりやすい部位とそうでない部位でスプリングの沈み方が違い、身体にフィットした寝心地が得られます。

 

例えば仰向けに寝た時には頭と背中とお尻が深く沈み、首や腰、足などは浅く沈みます。これは人間が自然に立っている時の姿勢に近く、骨の歪みや筋肉への余計な力がかかりません。

 

また、コイルスプリングの層は空気が通いやすいので、マットレスの通気性をよくしています。コイルスプリングが袋で覆われているのでスプリングの軋む音も小さいですし、寝返りなどの振動がマットレス全体に伝わることもありません。家族で使いたい方にもぴったりのマットレスです。

 

一方で、ポケットコイルマットレスは体重を乗せたときの沈み方が独特なので、敷布団から替えたばかりなど、柔らかいマットレスに不慣れな人は戸惑うこともあります。さらに、コイルスプリングが独立しているという特徴にはデメリットの面もあります。

 

マットレスに乗った時にかかる圧力は、乗った部分のコイルスプリングのみにかかってしまいます。そのため、マットレス上の同じ所ばかり使っていると、その部分のコイルスプリングが弱くなってしまうのです。この点を解消するためには、定期的にベッドの前後を入れ替えたり、表裏をひっくり返したりしてローテーションさせる必要があります。最後に価格ですが、マットレスの中でもかなり高価な部類になってしまいます。

 

 

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